2017.10.28
今回はCMでもお馴染みの、上野の森美術館でやっている 怖い絵展 に行って来ました!!
展覧会チラシの表紙としておなじみとなった、本展のメイン作品。縦2.5m×横3mの特大サイズで写実的に描かれた美しい作品です。年間600万人の入場者数を誇るイギリスのロンドン・ナショナル・ギャラリーで最も人気のある一枚でもあります。
ここで描かれた少女は、イギリス女王に即位してわずか9日後に、一転して処刑されることになった悲劇の女性「ジェーン・グレイ」です。自らが処刑される処刑台を手探りで探す、わずか16歳の目隠しをされた清楚な少女。その横には、大きな鎌を手に持った処刑人が無表情で控えています。鑑賞者は、直後に少女に起こるであろう悲劇を思い起こさずにはいられませんよね。よく計算された、怖い絵だと感じました。
なお、本作品の貸出交渉は数年がかりとなったそうで、交渉担当者の粘り腰で、ようやく貸出に成功したとの逸話付き。監修者の中野京子氏もこれが借りられなかったらもう展覧会はやめよう、と覚悟していたそうです。
12月17日までやってますので、怖いもの好きな方は是非足を運んでみてはどうでしょうか☆
フォトブック
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マツエク
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メンバーズカード
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